こんにちは。

伊賀・名張で『中古 ✕ リノベーション』

アイ・ワークです。

 

皆さん、中古住宅を買うとき、

『家の状態がどうなってるかわからない不安』

ですよね。

新築なら工務店、ハウスメーカーの保証が付きますが、中古住宅ではほとんどのケースで保証が付かず、『現状有姿』(現状のまま)で引き渡されます。

雨漏りになったら、家が傾いたら、シロアリに食べられてたら。。。

そんな不安を感じたら、

 

『既存住宅瑕疵保険』

 

を活用しましょう。

 

弊社も『中古 ✕ リノベーション』で中古住宅を再販する際は加入をしてます。

既存住宅瑕疵保険はお客様にはメリットが多いので、今回はその理由をお伝えします!

伊賀・名張で中古住宅を買う!既存住宅瑕疵保険のメリット・デメリット。

①購入した家に、万が一構造的な不良があった時、保険を使える!

既存住宅瑕疵保険は、家の構造に万が一が発生した時に、保険を使って修理することが出来ます。

瑕疵とはいわゆる欠陥です。

どんな瑕疵が担保されるかというと、

 


①雨漏り。雨水の侵入する部分。

②地盤沈下等による家の傾き。

③主要構造部の腐食。

 

等、主要構造部に関する部分、要は被害があった場合に相当の金額が発生する部分です。

弊社はさらに特約で給排水管路特約を付保していて、給排水管に異常が発生した時の場合も修理費用が出るようにしてます。

 

さらに、


①仮住まいが必要になった場合の仮住居の家賃や転居費用

②損害調査費用

③訴訟費用

 

なども保険で担保されます。

 

②住宅ローン控除が受けられる!

住宅を購入すると所得税・住民税の控除が受けられます。

これを『住宅ローン控除』といいます。

ただし住宅ローン控除は、購入する住宅が構造上問題ないと判断されないと受けれません。

 

新築はほぼ受けれますが、中古住宅は古い家だったりすると構造基準を満たさないのでこの制度を受けれないんです。

ところが、古い家でもこの保険に加入することで、住宅ローン控除を受けることが可能になります。

理由は、保険加入の際『構造上問題ない建物』として第三者機関の建物検査を受ける必要があるからです。

 

 

住宅ローン控除を受けれると、年収400万の人が1500万円の借り入れした場合、10年間でおおよそ100万~150万ほど税金が安くなる計算です。

大きいですよね。

 

ちなみに私は土地・家を持つと『固定資産税』がかかるので、いつも戻ってきたお金を固定資産税に回すようアドバイスしてます。

※住宅ローン控除自体を受ける際も10年以上のローンを組まないといけない等要件を満たす必要があるので注意しましょう。

 

③すまい給付金が受けられる

住宅ローン控除と同じく、消費税増税の軽減措置として

『すまい給付金』というものを受けることが出来ます。

こちらは年収制限がありますが、(高収入の方は受けられない)最高30万の給付を受けることが出来ます。

これも既存住宅瑕疵保険を受けた住宅は受けれる仕組みになってます。

家を購入すると、カーテン・エアコン・照明などいろんなものが必要になるので、とても助かりますよね。

 

④保険期間最大5年、最大保険金額は1000万円!

保険期間は最大で5年、受けれる保険金額は最大1000万円!

(厳密には500万か1000万のどちらかを選ぶ形ですが、弊社は1000万の保険に加入してます)

とても安心です。

個人間売買の中古住宅には基本、保障期間などはありません。

だから買って名義が変わったその日から、不具合が生じたら買主の費用と責任において修復しなければなりません。

家は大切な財産。

大きなお金が動くので、わずかな保険代を削らず案してすまいが出来る保険加入を選択しましょう。

 

 

加入方法

気になる加入方法ですが、この保険に加入する場合は資格を持った検査機関の現場検査が必要です。

①弊社のような中古住宅の売主が『宅建業者』の場合

売主である宅建業者が加入します。

なので、売主の宅建業者がその検査を受け、加入しているかどうかを確認しましょう。

※ただし、加入していなくても売主が宅建業者の場合は先ほどもお話ししたように、最低2年間は瑕疵担保責任を負わなくてはなりません。

加入していなくても保証は付きます。

ただしその2年間の間にその業者が倒産などしてしまった場合は、保証が切れてしまうので保険を掛けている物件のほうが安心です。

(保険なら業者が倒産しても、保険金を払ってくれる)

 

②個人間売買の場合

個人間売買の制度は平成30年度から本格的に施行されます。

いわゆる仲介物件ですが、詳しい情報が入り次第こちらのブログでご報告しますね。

 

検査の費用

一番気になる部分ですが、一回の検査で5万円~10万円程度。(面積により変わります)

さらに保険の加入に必要な金額がこのようになっています。

 

※引用JIO(株式会社 日本住宅補償検査機構)

弊社も加入している検査機関です。

TOTAL 10万~15万円ほどの費用が必要な計算となります。

※給排水管路特約とは給排水管の漏れなども保険対象に含む特約です。

※注意 白蟻は保険の対象外です!駆除業者さんに依頼しましょう。

 

迷わず、最長5年・1000万・給排水管路特約を付保しての加入をおすすめします!

 

まとめ

 

既存住宅瑕疵保険のメリット

保険で中古住宅の保証を得られる

住宅ローン控除が受けられる

すまい給付金が受けられる。

 

既存住宅瑕疵保険デメリット

検査費用が掛かる

保険費用が掛かる

白蟻は対象外※別途シロアリ駆除業者への依頼が必要。

 

保険はいつも

『掛けとけばよかった!』

と後悔することが大半。

一生に一度の大きな買い物です。

中古住宅を検討の際は必ず一度は加入を検討してみてくださいね。

弊社でもインスペクションについてのご相談を承ってますので、どうぞお気軽に!

(^^)v

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