私は結婚して今の家は三軒目(借家→中古住宅→中古住宅)ですが、今回の家を買うタイミングは間違っていなかったなと、振り返って思っています。
では家を買うベストタイミングはいつなのか?
ということを持論になりますが、今回はお話ししたいと思います。
【結論】家を買う間違えないベストタイミングは、手にしたいライフスタイルが定まった時
多くの方の家を買うタイミングは
- 結婚したとき
- 子供が生まれたとき
- 家が手狭と感じた時
- 家賃がもったいないと感じたとき
- きれいで素敵なマイホームで過ごしたい
このような時ではないでしょうか。
家は自分の望むライフスタイルを引き上げてくれる、単なる道具にすぎません。
ですが、目の前に立ちはだかった困りごとの解決や、一時の承認欲求を満たすために身の丈以上の家を購入してしまうケースが結構あります。
上記のような一時的な問題解決の道具として35年ローンの家を買うのは、金銭面でのリスクが高すぎるのです。
例えば車なら、
「通勤や買い物、習い事の送迎で車を使いたい」
なら中古や軽自動車でもいいですし
「家族で毎週末キャンプに行くので、キャンプで使いやすい車が欲しい」
となったら、SUVやミニバンなどの選択肢になります。
ただし車はライフステージによって買い換えることができる可能性がありますが、35年ローン組んだ家ではそう簡単にはいきません。
だからライフスタイルが決まらないタイミングでは、家は購入してはいけないのです。
実は私も1度目の中古住宅は、住んでいた借家の大家さんから退去通知がきて、家を購入しました。
この時の中古住宅に、多額のリフォーム代を費やしてしまい、振り返って少し失敗したなと思っています。
この原因は、ライフスタイルが定まらずに欲が出てかなりの投資をしてしまったことです。
ただこの時の救いは、将来改めて住み替えたいと思っていたので、新築せずに中古住宅を選んだことです。
家を買うベストタイミングはライフスタイルをもっと掘り下げる
家を買うときは、自分が望むライフスタイルをもっともっと掘り下げなくてはいけません。
あなたがもし今、アパートに住んでいて子供を授かったとします。
手狭で赤ちゃんの泣き声なども気になると感じた時、家を買うことを考えると思います。
ですが、あなたのライフスタイルが決まっていないのであれば、借家に住み変える、もしくは住み替え前提で、安い築古物件の中古住宅を購入することを検討しましょう。
まだライフスタイルが定まっていないのであれば、35年のローンを組んで家は購入してはいけません。
私が三軒目の家を購入したタイミングは、3人の子供たちが大きくなって手狭になってきたことも理由の一つですが、
今の空き家再生(リノベーション)の仕事を手伝ってくれる家
趣味で行っているカバン作りができるアトリエと、将来鞄教室を開くことができるスペースがある家
ということで、部屋数が多い大きな倉庫付きの古民家を中古住宅で購入しました。
今も家に助けられつつ、上記の実現に向けて日々過ごしています。
家を買うベストタイミング【まとめ】
以上まとめると
- 今の困りごとを解決するために家を買わない
- 物欲や承認欲求を満たす家を買わない
- 望むべきライフスタイルが定まっていない時点で家を買わない
買うべきベストタイミングは外的要因ではなく、望むライフスタイル(目標設定)が定まってから
です。
参考になれば幸いです。
それではまた!