オールドニュータウンのドキュメンタリー番組を視聴しました 。
高度成長期の1970年代に造成された、岡山県山陽団地の話。
50年経った今、子供達の声が消え、高齢化率が上がり、空き家が増え、衰退の一途をたどっています。
都心に溢れた人々が庭付き一戸建てを求め、当時このようなニュータウンが多く造成されました。
今の名張市も同じ状況だと思います。
弊社は、そのような空き家をリノベーションして再生しています。
1棟でも多くの住まいを蘇らせて、空き家を減らしたいと思っています。
しかしその一方、別に弊社が中古×リノベーションに取り込む理由があります。
それは多くの住宅ローンを抱え、ライフスタイルを選択できないことにならないために、中古リノベーションで住まいを提案する、です。
このような限界ニュータウンはこれからもっと増えます。
そうなったとき、そこに残る選択肢もあれば、離れる選択肢もあるということ。
舵取りを時代の流れに任せないこと、です。
人それぞれに歩む人生は違います。
自分だけの力では、どうしようもない時代の流れがあります。
そんな状況に陥ってしまった時、住まいが足かせにならないような未来設計を立てておくことが大切だと常々感じています。
中古×リノベーションで、人生の取り得るパイを増やしておく。
これからすまいを探されているかたは、このような社会問題も含めて検討してみてください。
それではまた。