弊社は中古住宅を買い取り後、リノベーションで新たな命を吹き込んで提供しています。
自信を持って進められるように、購入する際にかなり吟味しています。
今回は構造面でチェックしている点を少し紹介してみたいと思います。
擁壁や高いブロック積みの上に家が建っていないか。
擁壁と地盤を見ています。
昔に施工されたブロック積みや擁壁は、鉄筋の量が少なかったり、基礎幅が狭いなど不安定なものも多くあります。
構造的に問題がない擁壁になっているかどうかを、まずはチェックします。
特に擁壁部分と建物の距離があまりにも近い場合は、積み直しも出来ず対応のしようがありません。
またこの図のように、盛土になっている場合は地盤が弱く、建物が傾いてしまう可能性があります。
高い盛土の宅地は要チェックです。
増改築等をしていないか。(特に増築)
既存の建物の間取りを一掃してしまうような改装、もしくは増築をされていないかをチェックします。
壁を沢山抜いてしまった建物は、構造上のバランスが悪くます。
増築関しても家のバランスが崩れたり、二階を増築して屋根まで施工範囲が及んでいる場合は雨漏りの危険性があります。
複雑な屋根仕舞をしているところも雨漏りの危険性大!
要注意です。
シロアリの被害を受けていないか。
ユニットバスが導入される以前に良く見られた湿式工法のお風呂屋やトイレ、玄関などはシロアリ危険区域です。
室内のセメントやタイル施工の部分ですね。
湿度が高く、地面と接しているためシロアリが好む場所で、木造住宅はかなりの割合で被害を受けています。
弊社が購入した家でも過去に何度か被害にあっていました。
ただしシロアリに関しては修復費用もそんなにかからず進めていけるケースがあるので、程度によって判断しています。
まとめ
以上まとめると
- 背の高い擁壁や盛土部分が多い宅地
- 複雑な増改築
- シロアリ
そんなことで今回は弊社が中古住宅を購入する際のチェック項目を紹介してみました。
そのほかにも上記以外にも広報や間取りなどチェック項目はありますが、これからも安心してお住まいいただけるよう精進して行きたいと思います。
それではまた!