中古物件の売り出し価格には消費税がかかるのでしょうか。
先日お客様から、
『中古住宅の価格に消費税が別途かかるのでしょうか?』
と、問い合わせがあったので、お答えしたいと思います。
先ずは結論
- 個人が売り出している中古物件(土地建物)には消費税がかかりません。
- 業者が売りに出している中古物件の建物には消費税がかかります。
- 土地は売主が個人でも業者でも消費税はかかりません。
詳しく解説していきます。
一般的にインターネットのサイトなどで紹介されている中古物件は、売主さんが一般の個人のケースがほとんどです。 商売で販売していないため消費税はかかりません。
なので売り出し金額に消費税がかかることはありません。
業者が売りに出している中古物件の建物には消費税がかかります。
逆にリノベーションなどをして中古住宅を再販してる業者の建物には消費税がかかります。 なぜなら業として建物の販売を行っているからです。
弊社が手掛けるリノベーション物件にも消費税はかかっています。
業とは簡単に言うとお金儲けの商売ということですね。
業者が売り出している建物に消費税がかかると損した気分になるかもしれませんが、業者の売り物件は2年の瑕疵保証がついたり(2年以上は担保することが義務付けられています)税金の優遇を受けれるケースなどもあり、一概に損をするとは言えません。
またほとんどのケースでリノベーションが施されており、リフォームの打ち合わせなども必要とせず手間がかからないので、時間的余裕もできます。
即入居可能なのもメリットのひとつです。
土地は消費税がかかりません
土地は売主が個人でも業者でも消費税はかかりません。
シンプルです。
まとめ 中古物件(土地・建物)消費税はかかるのか?
以上まとめると
- 個人が出している土地建物には消費税がかかりません。
- 業者が売りに出している中古物件の建物には消費税がかかります。
- 土地は売主が個人でも業者でも消費税はかかりません。
不動産サイトなどで掲載されている価格については全て消費税込みの価格表示となっております。 なので別途消費税が発生することはありません。消費税込みの表示は義務付けられています。
消費税以外の諸経費については別のブログで紹介していますのでこちらを参考にしてみてください。
それではまた!