ただいま取り掛からせていただいていますリノベーション現場です。
壁紙が貼り終わりいよいよ完成が近づいてきました。
やはり壁紙が張り終わると雰囲気がガラッと変わります。
壁紙の選び方にはコツと注意点があるので、今回はそのことについてお話したいと思います。
失敗しない壁紙の選び方【総論】
- 【始めに】壁紙選びはあなたのスタイルと壁紙のスタイルとのマッチング作業
- 壁紙には大きく分けて二つのパターン柄(スタイル)があることを知る
- 必ずサンプルを取って壁にあわせてみる
それでは参りましょう。
【はじめに】壁紙選びは、あなたのスタイルと壁紙のスタイルとのマッチング作業です
人の好みやスタイルはさまざまです。
そして壁紙にも人と同じようにスタイル(特徴)があります。
壁紙選びはあなたのライフスタイルと、それにあった特徴の壁紙をマッチングさせる作業です。
上記を前提にお話を進めていきます。
壁紙には大きく分けて二つのパターン柄(スタイル)があることを知る
まずは壁紙の特徴を知りましょう。
壁紙の柄は大きく分けて二つのパターンがあります。
石目調と織物調です。
石目調
織物調
石目調は石や漆喰(しっくい)の塗り壁パターンで、自然素材感が特徴。
カントリー調にしたい人などには、おすすめのクロスになります。
織物調はタテ糸とヨコ糸を織ったような生地っぽい素材感が特徴で、ミッドセンチュリーやシックな感じのお部屋にしたい方にオススメのクロスになります。
なので繰り返しになりますがコツは
自分のスタイルに、どちらのパターンがマッチングしているかを見極めること
です。
もう一つ注意点は
石目調と織物調を混ぜない
です。
例えば天井の壁紙の品番を、壁品番と別のものを選択する場合があります。
その際、壁紙を石目調で選んだのであれば同じ石目調から選ぶ。
壁紙を織物調で選んだのであれば、天井も同じ織物調から選ぶみたいな感じです。
スタイルを混同しない
いうことです。
アクセントクロスも同じように、一面だけにアクセントクロスを貼るのであれば同じ柄目(スタイル)を選びましょう。
アクセントクロスの相性の良いパターンを載せておきます参考にしてください。
石目調と相性の良いアクセントクロス
織物調と相性の良いアクセントクロス
壁紙のスタイルをしっかり見極めましょう!
必ずサンプルを取って壁にあわせてみる
見本帳から選ぶ際の注意点
壁紙の見本帳はたくさんの種類が掲載されていますが、サンプルはとても小さく実際の壁紙として使用した場合の想像がつきにくいです。
サンゲツなど壁紙会社に頼めば無料で大きいサイズのサンプルを送ってくれるので、必ず取り寄せしましょう。
依頼する工務店さんでも対応してくれると思います。
サンプルが届いてからの壁紙の選び方のコツ
サンプルが届いたら、必ず壁に当てて確認をします。
机の上での確認だけで選定するのは避けてください。
壁紙は光の当たり方によって見え方が変わるからです。
上3つの写真は同じ壁紙です。
真上からの照明器具の光の当たり方と、壁に張った場合では色の出方が異なります。
ひかりの種類によっても異なります。
出来る限り太陽光が当たる場所で、ドアの枠や窓の枠などに沿ってサンプルを当て、少し離れて眺めるように心がけてください。
失敗しない壁紙の選び方 コツと注意点【まとめ】
以上まとめると
- 壁紙には大きく分けて二つのパターン柄がある(壁紙のスタイル・特徴を捉える)
- 頭の中で想像せず、大きめのサンプルを入手し、実際に壁に当てて見え方を確かめる
自分が望んでいるスタイルを決める
壁紙の特徴見極める
自分のスタイルと壁紙の特徴をマッチングさせる
を意識してみてください。