火災保険の値上がりが止まりません。

めちゃくちゃ保険料が上がっています

普通に年間50,000円ほどは当たり前になってきました。

 

その理由について、少し紐解いてみました。

 

根深いその理由

 

 自然災害の増加、物価高だけでであれば簡単なんですが、それとは別にもう一つ大きな理由があります。

 

それは未来の見通しの甘さです。

火災保険は過去に35年一括で入ることができました。

今で言えばお宝保険です。

そのツケが今回ってきています。

安い価格で35年の保険に加入できた建物の補償も、保険会社はしなくてはいけない状態です。

厳しい意見で恐縮ですが、損保会社の見通しの甘さとも言えます。

火災保険は事故が起きても、車の保険のように追加保険料は払う必要がありません。

未来を見通せずに制度を作った年金と、同じ状態になっています。

5年から10年前に住宅ローンの35年固定を選んだ人もお宝金利です。

  

これから先

昔の制度を守っていくのは、この先おそらく無理でしょう。

だからこの先も、火災保険は社会保険料のようにどんどん値上がりするか、もしくは保険を利用した時点で追加保険料が発生するなど、制度の見直しが迫られていると思います。

ない袖は触れませんから。

 

まとめ

 

以上から学ぶべきことは、

未来の変化に対応できる制度設計にしておくこと

しっかり未来を見通して、可能な限り不公平にならない制度設計を考えていかなくてはならないことだと思います。

30年先の約束なんて絶対だめです。

3年先も見通せません。

コロナで実証されました。

 

それではまた!

 

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