中古住宅って購入してから雨漏りしたり給湯器が故障したり、いわゆる欠陥部分が見つかったらどうなるのでしょうか?一定期間は保証されるのでしょうか?

そんな疑問にお答えします

 

中古住宅は保証がないのか?欠陥が見つかったらどうなる 結論

結論は基本中古住宅には保証がありません。


なので欠陥が見つかっても修理してもらえません。理由があります。

売主が営業目的ではない個人の方がほとんどだからです。

個人間売買ってそうなんです。ヤフーオークションとかメルカリとかで売買されたものに、基本保証はついていないですよね。不動産仲介業者さんは間に入っていますが、不動産業者は売主ではないので保証はできません。


ただし保証期間をつけるつけないは、売主買主間で取り決めることが可能です。

どうしても保証をつけて欲しい場合は仲介業者さんにお願いし、売主さんに申し伝えて付けてもらうしかないですが、売主側としてはリスクを背負うので保証を付けたがりません。

なので保証をつけるとなると、売買成立のハードルは非常に高いものになります。

気に入った物件なら保証期間なしはやむを得ないと思っておく方が良いかもしれません。

※余談ですが売主が弊社のような法人だと、最低2年以上の保証が義務付けられています。建物に消費税も付随します。個人の方からの購入ではかかりません。

 

住まいの消費税についてはこちらを参照➡中古物件(土地・建物)に消費税はかかるのか?

 

※隠れた欠陥を瑕疵といい、民法で契約不適合と呼ばれています。 契約不適合免責と契約書に記載されていれば売主は契約不適合の責任を負わないという意味です。すなわち保証が付かないということです。

 

中古住宅は保証がないのか欠陥が見つかったらどうなる まとめ

以上まとめると。

中古住宅には基本保証が付かない

家が古くなったので住み替えるとか、転勤で家を売却しなければならないとか、相続で引き継いだ家を売却するとか、一般個人が家を営利目的以外で売却する場合は基本保証をつけなくてもよいことになっています。

欠陥が見つかったとしても保証を請求できません。なので検討するときはそのリスクを考えて購入してください。

内覧する時はしっかり天井のシミなどを確認してくださいね。 ほとんどの場合、修理費用は買主負担になってしまうので。

それではまた!

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