伊賀・名張にて『中古✕リノベーション』で絶賛活動中のアイ・ワークです。

 

DIYの完成度を上げるときは材料の理解が不可欠。

仕上げたい目的の場所に適正な材料を使うことで、仕上がりをプロに近づけることができます。

今回お伝えしたいのは合板。

いわゆる木材の板ですが初心者にとってはどこに何を買ったらいいのかやなんじゃうので、DIYでよく使う合板についてまとめてみました。

 

  • これからDIYでいろんな物を自分で作ってみたい!
  • DIY作業してる最中だけど、ここはどういう材料使ったらいいかな?

 

なんて悩んでる人は初心者はぜひチェケラ!してみてくださいね。

 

木材合板の種類 総則

結論から先にいうと、主にはこの

 

  • ベニヤ(合板)
  • 集成材(フリー版)
  • ランバーコア
  • MDF

 

種類によって用途が違うからそれぞれの特性を理解することが大切です!

木材合板種類① ベニヤ(合板)

ベニヤ板はスライスした木を繊維方向に直行させて何層にも貼り合わせ、強度を持たせた材です。

断面見ると何層かに重ね合わせてるのがわかりますよね。

 

ベニヤの種類としては

  • 構造用合板(下地材)
  • シナベニヤ (化粧材)
  • ラワンベニヤ(化粧材)

などがあります。

 

合板は現場でもとてもよく使われていて、床下地なんかは構造用合板として使われてます。

他にも化粧材としても使われていて、シナベニヤは表面が非常に綺麗なので、天井・壁面の仕上げ材としても使われてます。

上記の現場ではシナベニヤをワトコオイルで塗装して天井面の仕上げに使いました。

 

ラワンベニヤも化粧材として使えます。

シナベニヤ に比べると表面がざらついていて、見た目も若干劣ります。

その分価格や安め。

塗装で仕上げる場合はわからなくなってしまうので、そんな時はおすすめですね。

使用例はこちらの記事をどうぞ。

【DIY】ベニヤで腰壁パネルつくって、お部屋を劇的リメイクする方法!

 

ベニヤの使用頻度は高いのでしっかり特性を掴みたいですね。

 

 

木材合板種類② 集成材(フリー版)

集成材は構造用・化粧用とあります。

DIYで使うのは主に化粧材。

家具でいうとダイニングテーブル、現場ではカウンターなどに多く使われています。

テーブルは集成材に表面を水や傷から防ぐために硬い塗膜が貼るウレタン塗装をしているのが主流です。

現場では表に出てくる化粧材でカウンターなどの厚みがある場所に適してます。

 

材には種類が色々ありますが、主なところは

  • パイン
  • タモ

が一般的。

パイン、(いわゆる松)の方が安いですが、材は少し柔らかめ。

タモは硬く見た目も良しですが、価格がパインより高めです。

写真の現場はタモを使いました。

ホームセンターで取り扱いがありますので、チェックしてみてください。

 

 

写真はキッチンカウンターにタモの集成材を使用。

ブライワックスで仕上げています。

 

一枚板だと値が張るし、変えても木の特性で反りが激しかったりします。

集成材だと細くカットした材をボンドで重ね合わせてるので、あまり狂いが生じないようになってます。

集成材はその特性から、家の構造(柱や梁)などにも使われていて、積水ハウスなどの一流メーカーも採用しています。

杉よりも集成材の方が価格は高いです。

新築の際は使う材で価格が変わりますのでチェックポイントになりますね。

 

 

木材合板種類③ ランバーコア

芯材(コア)の表面にランバー(ひき材)を貼り合わせたもの。

簡単にいうとベニヤと集成材を掛け合わせたものですね。

集成材の表面にベニヤを張っています。

用途は家具に使われるケースが多いです。

ベニヤと同じくシナランバー・とラワンランバーがあります。

狂いが生じにくく、価格もお手頃なので家具の芯材としては多く出回ってます。

この上から化粧材(シート)などや壁紙などを貼り合わせます。

 

DIY初心者が知るべき合板の種類④ MDF

簡単にいうと、オガ屑を接着剤で固めたもの。

木の要素は剥ぎ取られていますので、化粧材にはなり得ない材料です。

なので主に家具の芯材として使われていて、化粧シートを表面に貼って使われています。

安物の家具はこの上に木材の化粧シートを貼ってるケースが多いです(笑)

私のDIYではあまり使うケースがありません。

水にはめちゃくちゃ弱く、濡れたまま置いておくとふやけて強度は0になります。

 

 

 

DIY初心者が知るべき合板の種類 まとめ

以上まとめると

  • ベニヤ(合板)
  • 集成材(フリー版)
  • ランバーコア
  • MDF

 

木材の一枚板は価格も高く、反りや伸縮も激しいので、今は技術を使って様々な種類の合板が作り出されています。

それぞれの合板の特性を知ることが、早くて美しい仕上がりにするDIYERの第一歩とも言えます。

まだまだ他にも種類がありますので、ホームセンターに行って勉強するのもありですね。

あなたの楽しいDIY生活の参考になれば幸いです!

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