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弊社は中古住宅をリノベーションプロデュースして販売しています。

その際照明器具も提案内容に含まれていますが、白熱電球や蛍光灯からLEDに時代が代わり、いまいち選び方がピン来ず苦戦するケースがあります。

 

部屋の畳数に対してどのくらいのW数の物を選べば良いか?

 

今回はそんなお悩みのかたもいらっしゃると思い、LED照明の簡単な選び方についてまとめてみました。

参考にしてください。

 

悩まないLED電球の選び方。ワットW表示で簡単解説。

照明器具の一番わかりやすい選び方はワットW(消費電力)を基準にすること。

おおよその目安を記しておきます。

約2畳分の広さを照らす(白熱電球60W相当)のに欲しいワット数・電気代・電球の寿命。

適用 LED電球 電球型蛍光灯 白熱電球
消費電力 8W 12W 60W
1年間の電気代の目安 約237円 約354円 1,685円
寿命 約35年 約8年 約1年

 

※使用頻度は1日3時間・1KWh27円で計算。

 

約1.5~2畳の広さを照らす照明器具は60Wになります。

例えばウォークインクローゼットなど。

トイレなど約1畳ほどの広さで白熱電球40W相当くらいがベスト。

上記の表を参考に、10畳の部屋を照らす場合は5~7倍にしてもらえれば必要W数の目安が出ます。

 

LEDは電球型蛍光灯の消費電力は近いですが、断然長寿命。

切れた時の購入・取り替えには、お金と時間がかかるので、いかにLED電球は優れているかがわかりますね。

 

※注意

明るさの感じ方は人により変わりますので、あくまでも参考値としてください。

 

ちなみに比較商品はこちらを参考にしました。

金額もあわせて参考にしてみてください。

 

LED電球

東芝 LED電球 一般電球形 全方向形 電球色60W形相当 LDA8L-G/60W LDA8L-G/60W
東芝(TOSHIBA)

蛍光灯型電球

白熱電球

 

 

悩まないLED電球の選び方。明るさの単位ルーメンで表すと。

電球ごとのルーメン数。

明るさの単位はルーメンで表されます。

商品に良く表示されているW数は電力で、本来はルーメンで必要な電球を選ぶのが基本です。

一般電球 LED電球 光束ルーメン(光量)
60形(W) 8W 約810ルーメン
40形(W) 5W 約485ルーメン
30形(W) 約3W 約325ルーメン

 

この表を見てわかるとおり、同じ光の量(810ルーメン)を創りだすのに、今までの白熱電球は60W消費するのに対し、LEDではたったの8Wですみます。

先ほどもお伝えしましたが、電気代は使った電力量で加算されていくので、W数が低いLEDがお得になるというわけです。

 

部屋の畳数による必要光量(ルーメン)

引用 一般社団法人日本照明工業会

部屋の大きさにあわせた必要な光量(ルーメン)がこちら。

6畳の部屋を照らす場合は、60W相当のLED電球(810ルーメン・8W)が4灯以上は必要になる計算です。

 

悩まないLED電球の選び方のポイント【光色の種類】

電球には主に3種類の色目があります。

部屋で照らすとこんなイメージ。

引用 一般社団法人日本照明工業会

 

選ぶ電球で同じ部屋でもこんなに変わります。

好みが分かれますが、電球色のほうが部屋の演出効果が高く、ハウスメーカーのモデルルームで使われるのも、主に電球色です。

 

逆に昼光色は事務所などで多く使われます。

細かい文字などを書いたり、パソコンをつかう場合などは、より明るさを感じる昼光色が好まれます。

 

※注意点

電球を選ぶ際、同じ部屋(空間)で違う色目を使うのはNG。

LDKがつながっている場合で、キッチンの手元は昼光色、リビングダイニングは電球色を選ぶ人もいますが、バランスが悪く、演出効果がガクンと下がるのでオススメしません。

 

悩まないLED電球の選び方 まとめ

以上まとめると、

 

  • W数とルーメン紐解く。
  • 部屋の大きさに必要なルーメンを確認する。
  • 光の色を選ぶ
  • 演出性が高いのは電球色

 

部屋の大きさにあわせた照明を選ぶのは、部屋の演出効果を高める基本。

明るすぎず、暗すぎず、光と影、光の色をうまく使い分けるように照明器具を選ぶと、一層室内にある家具も引き立ちます。

あなたのお部屋に最適な電球(必要な明るさ)を選びましょう。

 

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