昨日のブログで不動産の売買契約ならび重要事項説明書について少し触れさせていただきました。

こちらの記事

アイワーク不動産のとある一日

不動産の売買は大きな金額ということもあり、宅建業者に重要事項説明書の説明を義務付けています。

重要事項説明書とはいわゆる取扱説明書。

これから不動産を購入する人のために、この重要事項説明書の役割についてお伝えしたいと思います。

 

重要事項説明書の記載事項と目的

重要事項説明書に記載されている内容大きくは三つあります


①物件の基本的情報


具体的には住所や面積、所有者、建物であれば床面積や構造、築年数など表面に見える情報です。

人間で言えば氏名、年齢、身長、体重ですね。

ここで購入物件が今まで聞いていた内容と相違がないかをチェックします。

 

②見えない情報(法的制限など)

法的制限やインフラの整備状況などです。

例えば普通に家が建っている状態の物件を購入しても、建て替えができない場所などがあります。

インフラ整備で水は来ているが、井戸水という場合もあります。

トイレも公共下水でなく、汲み取りかもしれません。

①で説明した内容は現地に行って確認すればおおよそ検討が付きますが、このような法的制限などは表面に見えてない部分が多いのです。

ハザードマップなんかもそうです。

ここの部分に記載されています。

なので後からこんな話聞いてなかったぞ?

となりやすい項目が多いので注意が必要です。 

 

③条件に関する取り決め事項

売買の金額、解除に関する事項や違約金、ローン関係など契約に際しての知っておかないと不利益になる可能性がある情報です。

契約を解除したらどういったペナルティがあるのか?

など、主に金銭に関する内容が書かれています。

 

購入者が重要事項説明書でチェックすべき最重要項目

結論は

その不動産を購入してあなたが要求する目的を達成できるかどうかです。

その物件で飲食店を開きたいという希望があっても、実は営業できないエリアがあったりします。

先ほども話がでましたが、建て替えすらできない再建築不可という地域もあります。

重要事項説明書では購入者が知らなかった場合に不利になるという情報が書かれていますので、難しい文面が羅列されていますが、必ず一通り目を通してほしいと思います。

 

まとめ

ざっくり書きましたが、とにもかくにもその不動産はあなたの希望や要求をきちんと満たしてくれるのか、そこを重要事項説明書を通じて確認し、わからない項目は不動産会社さんにしっかりとヒアリングしてください。

もごもごしてるしているようなら、そこは怪しい~(笑)

無理のない不動産購入をおすすめします。

ほんじゃらまた!

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